昨夜、職場の同僚が病院で亡くなった。62歳。4月から同じ職場になったばかりでまだ話をしたことがなかった。数日前にどこかでつまづき頭を打って病院に入院していたが、意識がなくなりそのまま息をひきとったらしい。脳内出血だろうか、はっきりとした理由はわからないが彼の生前の姿を思い出すと、歩く姿は緩慢で、よちよち歩きをしているようだった。いつも顔が赤くほんやりした表情。アルコール中毒だったのかもしれない。
よちよち歩き。自分も股関節が固くなってきた自覚がある。股関節の柔軟性が体を若くする。そう信じて今夜は久しぶりに酒を飲まずにストレッチとダンベル体操をした。
ストレッチは、座って足の指からほぐすことから始める。次は足首、ふくらはぎから足の付け根までマッサージ。このような順番でもう10年以上は同じルーチンのストレッチだ。上半身まで終われば次はダンベル体操。
運動量は、なんてことないと思っているが久しぶりにすると筋肉痛になる。体は簡単になまるのだ。
今夜は一つ大切なことをやり終えた気分。今できることをしよう。同僚の死はとても大きな気づきを与えてくれた。